覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰 (Sanctuary books)

制作 : 池田貴将 
  • サンクチュアリ出版 (2013年5月25日発売)
3.88
  • (295)
  • (286)
  • (236)
  • (56)
  • (19)
本棚登録 : 4748
感想 : 358
4

先日、那須川天心選手、武尊選手の試合を含めた、
THE MATCH2022という格闘技の試合を観ました。
PPVを思わず購入です。苦笑

その中で、YA-MAN選手という方がいまして。
1RでTKO勝ちするんですが、
そのあとのマイクパフォーマンスで。

「那須川天心って神童じゃないですか。
 武尊選手も天才じゃないですか。
 でもYA-MANって特に何も持ってないと思うんですよ。
 凡人が格闘技最高峰の舞台に立てるってことを、
 俺とアッシー(対戦相手)が証明したと思う。
 見ている方々で、俺って才能無いなとか凡人だよと
 思っている人もいると思うけど、俺も凡人なんで。
 YA-MANならみんななれそうな気がするでしょ。
 なりたくないかもしれないけど。
 努力すればここまでこれるんで、
 皆さん頑張ってください。」

とても印象的で忘れられず。
そこから興味を持ち、
YA-MANのYouTubeを見たんです。

自宅公開の中で、本を紹介していて、
カーネギーとか嫌われる勇気とか紹介している中で、
本書も紹介していました。
そこで興味を持って、Amazonで購入しました。

在庫切れ→復活→急いで購入したら、
これは中古では…というボロボロの本が届きました。笑
しかも装丁が黒ではなく、なぜか金。苦笑
本を読む前にガーンとなりましたが。苦笑
だって1500円以上出して…泣

この本が、最初の原点的なことをYA-MANが言っていたので、心してページを開きました。

最近読んていた本は、普通に文章だったので、
ページをめくって驚いたのは、
1ページに数行の格言が記載されていたこと。
これは確かに、20代だったら直撃で刺さるかもです。
(YA-MANは25歳。私は36歳。笑)

たくさん良いこと書いてあるんですが、
吉田松陰先生のことを詳しく知らないため、
これはいつどんな場面で言ったんだろう?という背景が
わからないのでズドーンと胸に落ち着かないのです。

チームとか上司という言葉が登場することに違和感を感じましたが、表紙にある通り「これは超訳!!」と思いながらページを進めました。

黒船来航、激動の時代に短い生涯だった松陰先生は、
どんなことを思って、どんなことを考えて、
この超訳に至ったのか、とても気になります。
歴史を調べて学ぶほどの興味は今のところないので、
誰か教えてください。苦笑

でも、良い言葉がたくさんです。
・誰にでもある時期
 なにもする気がない。
 たまには、そんなときもあるでしょう。
 でもそれは後から振り返れば、せいぜい一時的なことじゃないですか。
 これからずっと成長していく物語の、たった一部ですよ。
 なんでいちいち焦ったり、傷ついたりする必要がありますか。

・感情が人生
 照れないこと。冷めた態度を取らないこと。
 もっと自分の感情に素直になりましょう。
 不幸を聞けば泣けばいいし、
 美しい景色を見れば、また泣けばいいのです。
 感情は表現すればするほど、受け取る力が強くなります。
 ありったけの心を動かして、人生を楽しもうじゃありませんか。

・隠しきれるものじゃない
 評価する人が誰もいないところで、
 どれだけ人の悪口を言わずにいられるか。
 善行を重ねられるか。
 正々堂々と戦えるか。一生懸命に働けるか。
 それらの行いがすべて「人間性」として現れます。

かなりの数の格言がおさめられていますので、
上記が気になったらぜひ手に取ってみてください!
装丁が黒か金かおしえてください。苦笑

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス・啓発
感想投稿日 : 2022年7月12日
読了日 : 2022年7月7日
本棚登録日 : 2022年7月12日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする