ジャパニーズホラーの知名度を国内外で高めた、ホラー映画の傑作。数多くの続編や、ハリウッドリメイク、ホラー演出に使われるようになった主題歌など、幅広く影響を与えました。ジャパニーズホラーを、映画界の一分野として確立した功績は、非常に大きい作品だと思います。
呪いのビデオの謎を探っていくストーリーは、すっかり有名になっていますが、やはり、貞子の遺体を発見した後のストーリー展開が上手いと思います。(原作が素晴らしいとも言えますが。)松嶋奈々子演じるジャーナリストが、息子を連れて両親の元に向かうラストシーンは、何とも言えない余韻を残します。
有名になる前の中谷美紀や、竹内結子などが出演していたのも面白いですね。
映画のメインではありませんが、あの有名になった主題歌を採用したのもセンスがいいですね。オリジナル曲を聴くと、ハイテンポなテクノ系の音楽で(タイトルは『FEELS LIKE HEAVEN』)、とてもホラーな印象は受けないのですが。
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カテゴリ:
日本映画
- 感想投稿日 : 2012年1月2日
- 読了日 : 2011年11月15日
- 本棚登録日 : 2011年11月15日
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