「…例えば、真修と同僚として出会えていたら。真修が女だったら。日本人じゃなかったら。私よりうんと年齢が上だったとしても。私は…今と同じように悩むだろうし、『この気持ちはなんだろう』と、何度も自分に問いかけ続けると思う。私には…正解を出すことはできない。ただひとつ、出せる答えは──」
普通の恋人のように結ばれる、という結末にはならないでしょう。
ふたりが選んだり選ばなかったりする道を見届けたい、と思う。そういう漫画です。
大人の選択と子供の選択を誠実に丁寧に描こうとしています。女子高生がアパートに転がり込んでくる漫画を読んでる場合じゃないです。
椎川が出てくるシーンが嫌すぎてそこだけ飛ばしてしまいます。でもちょっと可哀相なヤツだった。ちょっとだけ。
菜緒はがんばった。大人相手によく言った。偉い。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
コミック
- 感想投稿日 : 2020年6月9日
- 読了日 : 2020年6月9日
- 本棚登録日 : 2020年6月9日
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