「要するに何が言いたいかと言うと
結局私は教室を継がなかったと
先生を助けなかったと
そういう
酷い話なんです これは」
「要するに私は 先生を見捨てたも同然ってことです」
最終巻。
アキコは酷い生徒だったことは間違いないけど、先生がいい生徒であることを望んでいたのかどうかは別問題かなと思う。
とにかくこれが漫画家東村アキコを形作る人生の一部であることはよくわかった。
そして結局は徹頭徹尾、後悔とノスタルジーの物語だった。
心地よくてあまにがいノスタルジーの物語だった。
「ねえ 先生
私の 先生」
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
コミック
- 感想投稿日 : 2017年8月25日
- 読了日 : 2017年8月24日
- 本棚登録日 : 2017年8月24日
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