大学院に通う白石 珠(しらいし たま)は、近所に住む 幸せを「絵に描いたような」妻も子もある男を 文学的、哲学的な尾行をする。その中で男の浮気現場を目撃する。そのことで自分も、恋人に対しても根拠のない疑惑に苦しめられる。
主人公に何か大きな事件があった訳でもないが、一緒に男を尾行しているような気分になる。
最後のほうに、尾行がばれて、男と珠がワインを飲んで食事している場面がある。私は そこで、その男にも 珠にも 惹かれてしまった。
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- 感想投稿日 : 2012年7月10日
- 読了日 : 2012年7月10日
- 本棚登録日 : 2012年7月10日
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