子どもを本嫌いにしない本

著者 :
  • 大修館書店 (2014年6月14日発売)
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本棚登録 : 220
感想 : 32
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子どもの本のスペシャリストである赤木かん子さんの、金言がつまった本です。読み聞かせや、子どもの読書とどう向き合うか、とても参考になります。

・3歳くらいの人にとってはすべての本がリアル系
・小さい人たちは変温動物が好き。男子が変温動物から離れていくのはだいたい四年生。5、6年生から中学生にかけて、男子は有機から無機へ。
・「バナナってなあに?」分類と定義遊び。分類して、並べて、眺めて、悦に入る遊び。分類すること自体に快感を感じる。
・小学生になるころ、恐怖の謎なぞ年齢。一度終わってしまえば二度と復活しない。
・1、2年生は、なにかができていく工程が大好き。
・子どもは8歳を過ぎたころから違うプレートに乗り始める。5年生は大人の本のなかから読めるものを引っ張ってきて読むことができる。
・中高生の読書には、親は触らないほうが無難。
・書体が古い本は読みにくい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年3月28日
読了日 : 2021年3月28日
本棚登録日 : 2021年3月28日

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