初めてノート術系の本を読んだ。デジタル時代だからこそ、アナログのノートの強みを活かしたい。ノート術というメソッドよりも、どう思考を展開させていくかとかを詳しくかつシンプルに解説している。
インプットは簡単、大事なのはアウトプット。
意識はあまりしてなくて、改善の余地ばかりだけど、確かに私もプロポーザル書くときとか、ちょっと頭がこんがらがってると感じるときノートに情報をバーっとかくと、『見えてくる』感じがある。ノートを一冊にまとめるのも、経験的に同意・・・(分けたくなる気持ちはわかるけど)
ワードやエバーノートは簡単に書いて消してをできるのが便利だけど、ノートは紙だから直感的に書きやすい。書き込み、図、強調など、ツールという意識なしにガンガンいける。
この本の特徴ともいえるのが1人合宿の提唱(経営者合宿みたいな濃厚なやつを一人でやるというもの)。1人合宿といっても、30分ちょっと集中して行うものから3泊 (著者は最長1か月) まで様々。
どう始めてみればいいかわからない場合のために、いくつか具体的な案が書かれているのもいい。
ノートの書き方的なメソッドはほとんどない(日時をかく、テーマを書く、ページを埋める、ペンは一色・・・くらい)が、筆者の言葉でシンプルにまとめられた他の本のメソッド紹介は便利。もっと色々知りたいときに読みたい。
ただ、読んで満足にならないように行動しないと!
『書く習慣』を読んでから、圧倒的に書く量は増えたが、全部デジタルなのでペンとノート時間を作りたい。
仕事には満足しているけど、収入アップやそのほかにやりたいこととかに活用してみたい。
↓以下、刺さった個所 (*edited*)↓
”忙しくなると心に余裕がなくなるので、「考える時間なんてない」という発想に陥りがちだ。しかしこれは、切れない斧で木を切ろうという行為と似ている。まずは時間を確保して斧を砥ぎ(考え)、それから一気に木を切り倒す(問題を解決する) という発想の転換が大事”
”忙しいというのは、頭の中の状態に過ぎない。客観的な事実ではなく、思い込み。こう言うと、「いやいや、私だけは本当に忙しいんです!」と反論を受けるが、そういう方でもやはり、忙しいというのは思い込み。"
"あなたの周りで、すごく仕事ができて常に人よりも大きな結果を出しているのに、気持ちに余裕があるように見える人はいませんか? その人はきっと、自分が忙しいとは感じていないはずです。そのように仕事ができる人は、頭の中をきれいに整理しています。自分がいつまでに何をすれば良いのか、全て把握できているのです。"
- 感想投稿日 : 2023年7月6日
- 読了日 : 2023年7月5日
- 本棚登録日 : 2023年7月5日
みんなの感想をみる