武士道 (岩波文庫 青118-1)

制作 : 矢内原忠雄訳 
  • 岩波書店 (1938年10月15日発売)
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感想 : 319

最善の道は最も経済的であると同時に最も優美なる道である。

アメリカ人は贈り物を受け取る人に向かって誉めそやす
君は善い方です、善いものでなければ、私はあえてこれを君に送りません。善いもの以外のものを君に贈るのは侮辱ですから


日本人は
君は善い方です、いかなる善きものも君にはふさわしくありません。この品物をもの自身の価値のゆえにではなく、印として受け取ってください。それをば君にかなわしきほどにいいと呼ぶことは君の価値に対する侮辱であります。

一つの動作、言葉にもそれぞれ深い意味があって、一見真逆のことを言っているようで結局どちらも言いたいのは
「君は善い方です」というおんなじことだっていうのが面白い!


p87忠義について、菅原道真の話

p101克己について、疑問を感じる

p125武士道の窮極の理想は平和

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年10月19日
読了日 : 2013年11月6日
本棚登録日 : 2013年10月11日

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