この本は幾通りにも楽しめる本だと思う。
まず、この本のテーマである「今」と「昔」を写真と絵ハガキで比較して楽しむ。説明も短文ながら的確だし、出来るだけ正確な位置から写真撮影をしているので、詳しくない人でも容易に比較できる。
次に、彩色絵はがきそのものを見て楽しむ。塗る人の個性ややる気などを推察してみたり。
さらに、初版が2008年なので、初版時の「現在」と“今”がもうすでに変化してしまっていたりするのも楽しめる。刻々と変化していく「東京」というのもを実感できる。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2010年7月7日
- 読了日 : 2010年7月7日
- 本棚登録日 : 2010年7月7日
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