僕の中にある報道に対する不信感を確かなものにしてくれた1冊である。
上杉さんは震災後の福島原発事故に対する批判から脱原発のイメージがあるだろうけど彼は実は原発推進者である。
彼に対して多くの人は胡散臭い印象が強いと思う。
それは新聞、テレビの偏った報道のためである。
「メルトダウンした」という政府発表があるまで彼はその事実を伝え、主要メディアは確信に触れず、上杉さんを批判し、政治家の発言など見当違いの報道を続けた。
新聞、テレビに対する国民の不信感が高まった。
この新聞テレビの偏った報道の原因である記者クラブの存在。
そして記者クラブなど肩書き関係なしに参加の可能な上杉さんが代表を務める自由報道協会の存在。
上杉さんはよく大袈裟な発言も多い人だが僕は支持していきたいと思う。
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- 感想投稿日 : 2012年5月28日
- 読了日 : 2012年5月17日
- 本棚登録日 : 2012年4月8日
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