身に覚えのあることが多く…のめり込むように、肩入れして読みました。
何気ない場面や出来事の中から、等身大の女の子の気持ちがひしひしと伝わってきます。
『身体と中身が一致しない、グロテスクなオトナコドモだ。』
自分のことをそう語る彼女は年齢でいえば立派な大人なんだけど、女性っていうよりは女の子、なんですよね。
ぬくぬくと守られ、それを享受してきた。近くなるればなる程、人間関係は煩わしくて難しい。
カテゴリーでいえば恋愛小説なのでしょうが、オトナコドモからの成長記に感じました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
恋愛(ミステリー含む)
- 感想投稿日 : 2018年5月20日
- 読了日 : 2016年3月20日
- 本棚登録日 : 2018年5月20日
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