大恐慌時代のアメリカのサーカス団でのお話。
日本語訳も出ているようで、邦題は「サーカス象に水を」です。
主人公Jacobがあることをきっかけに獣医としてサーカス団の一員になり、
そこでの彼の葛藤や恋の話が中心になっていますが、
その他の人々や動物たちがとても活き活きと丁寧に描かれていて、
心温まる映画を見たような気分になりました。
とはいえ、ほっこり…ではなく、かなりスリリングなストーリーで、
読み出したら止まらなくなりました。
あとがきを読んだら、作者は書く前に当時のサーカスについて色々と調べたようで、
リアルに描かれているのにも納得です。
映画を観たような…と書きましたが、実は本国では近々映画化されるもよう。日本でも公開されるといいなぁと願うばかり。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
洋書
- 感想投稿日 : 2010年8月17日
- 読了日 : 2010年8月17日
- 本棚登録日 : 2010年8月17日
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