2011年7月24日 テレビが突然消える日 (朝日新書52)

著者 :
  • 朝日新聞社 (2007年6月13日発売)
3.00
  • (0)
  • (3)
  • (9)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 40
感想 : 8
3

「デジタル移行でこれから問題になるのは、中央より地方」。地方に住んでいるとそれを実感する。娯楽はテレビだけという寒村の高齢者のテレビが突然見られなくなる。そのテレビが壊れるまでは待ってやらないのが国の方針。多額の負担を強いられるテレビ局も足並みを揃える。画面の上下に黒い帯を出してテレビの買い替えを促すメッセージを出し続ける「嫌がらせ」も始まっている。
アナログテレビが突然消える日。それはテレビと同様に、すべてがデジタル化された社会の到来の幕開けのような気がする。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 読んだ本
感想投稿日 : 2010年10月16日
読了日 : 2010年3月10日
本棚登録日 : 2010年10月16日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする