みな子よ、きっと祖国とは、おまえの美しさのことです。
紀伊国屋さんのほんのまくらフェアで購入。あのフェア、良いですね!ほんの入りだけで作者もタイトルもジャンルもわかんないまま買っちゃえばいいじゃんフェア。ちなみにこの本のまくらは"かわいいおまえが、もう四つになりました。" 私のお家のかわいいあいつも、もう四つになってます。
さて、読み始めてみれば、短篇の続くエッセイですね。一貫して、筆者であるつかこうへいが4歳になる娘みな子に語りかけるという体をとってます。
つかこうへい在日2世。その辛さと自分の思い、葛藤、決意を語ります。
しかし話の根底に流れるのは娘と妻への深い愛。まくらからも分かる娘への深い父性愛です。
このフェアが無ければ自分から読もうとはしなかったでしょうが、読んでみる機会をもらえて良かった。読んでおくべき本だった。
受験直前でしたが、一気読み余裕でした(°_°)いくない
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年2月13日
- 読了日 : 2013年2月13日
- 本棚登録日 : 2013年2月13日
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