グーグルやアマゾンといった、Web2.0の代表企業を取り上げ、多様化の結果引き起こされるであろう一極集中について、ネットワークの観点から議論されています。
グーグルやアマゾンのビジネスモデルが詳しく説明されているところも、なかなか面白く読めました。
後半では、個人に焦点を当て、インターネット時代において主体性のある思考が可能かどうかを、集合知や集団成極化現象、沈黙の螺旋現象などから論じられています。
個々の議論は、新書で論じられる分量ではないため十分とは言えませんが、視点の紹介としてはとても良かったです。
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- 感想投稿日 : 2007年2月11日
- 本棚登録日 : 2007年2月11日
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