別れの色彩 (新潮クレスト・ブックス)

  • 新潮社 (2023年3月1日発売)
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本棚登録 : 204
感想 : 15
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老年の心境を綴る短編集。主人公たちが「うじうじ」しすぎじゃない?過去の恋人を引きずりすぎ。70歳くらいの老年になっても自分に性的魅力があると思うところなど、作者の願望の反映だし、アンナとのピクニックや記念日には若い女性にアピール力があるとなっていて気持ち悪いまである。いつまでも若い時の恋人やらを反芻している感覚は男性ならではではないかと思ったが、女性を主人公にした作品も元夫を引きずっている話だった。やれやれ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 海外
感想投稿日 : 2024年1月16日
読了日 : 2024年1月14日
本棚登録日 : 2023年4月8日

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