鳥が好きすぎて、すみません: 驚異の能力、人生の楽しみ方、鳥たちとの暮らしから教わったたくさんのこと

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  • 誠文堂新光社 (2018年10月10日発売)
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感想 : 11
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この人は本当に鳥が好きなんだなあ。自分は鳥を飼ったことはないが、飼っている人の気持ちがわかったような気がした。

印象に残ったのは、「遊び」のために脳を使うことができる鳥は、襲われる危険の少ない大型の種であるか、人間に飼われている鳥だ、という話。野鳥は生きるのに精一杯で、その他のことに頭を使う余裕はない、というわけである。

「脳の力」が限られているとしたら、それを生きるために使うのと、遊ぶために使うのと、どちらが「賢い」のだろうか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 教養
感想投稿日 : 2021年12月12日
読了日 : 2021年12月12日
本棚登録日 : 2021年12月12日

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