機械に雇用を奪われているという産業革命後のような状況が
近年のアメリカ経済の停滞から推測出来ると筆者は主張する。
こうしたテクノロジーの発展により雇用を奪われるのは
ブルーカラーではなく、ホワイトカラーの可能性が高いと警鐘を鳴らす。
ロボットの運動能力は未だきわめて原始的で、2足歩行ロボットも階段の登り降りにも一苦労している段階だ。
ウェイターや看護士、配管工などの仕事は高度な問題解決能力を必要とし、機械はこの作業を苦手とする。
IT技術は指数関数的に発達する(ムーアの法則)ので、油断ならない。
IT技術が駆逐する領域を見極めることが大切。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
経済
- 感想投稿日 : 2015年1月13日
- 読了日 : 2015年1月14日
- 本棚登録日 : 2015年1月13日
みんなの感想をみる