ずっと前に他の新刊のチラシで見たことあって、興味があった1冊。
内容紹介にミステリーとあるけれど軽いSFだった。
ミステリーを期待していたのでちょっと残念ではあるものの、十分楽しめた。
小説の書き方も少し紹介されていて、為になる。
伏線は作風に慣れてきたせいかやはり分かりやすい。
主人公の腐れ縁仲間の進んだ院の学部がなかなか明らかにされなくて、不思議に思っていたのだけれど、クライマックス部分と関わるからだったのかと、納得…。
「この世で一番面白い小説」とは…。
小説の断片を読んだ人たちの末路がなければ、ちょっといい話だったのに。
「[映]アムリタ」と似ているけれど、こっちの方が後読感はいい。
この作者の話は読んでいる間は面白くて楽しめるのだけれども、読み終わると後に何も残らない…。
周りの評判はいいので自分に合わないだけなのかも知れないが。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
2013/05
- 感想投稿日 : 2013年5月2日
- 読了日 : 2013年5月2日
- 本棚登録日 : 2013年5月2日
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