ぴよちゃんがひまわりの種を見つける。
お腹も空いているし食べようとすると、ひまわりの種は食べないで!自分を埋めればもっと増えてたくさん食べられるようになるよ、と言う。
そこでぴよちゃんが埋めると翌日には目が出ていた。
ぴよちゃんが食べようとすると食べないで!待ったらもっと増えるよ、と。
そこでまた翌日行くと葉っぱが双葉になっていた。
ぴよちゃんが食べようとするとまた待ったが掛かる。
そこでぴよちゃんは言われたとおりに水をやったり、雑草を取ったりとひまわりを育てる。
そうして夏になるとひまわりは大きな花を咲かせた。
ぴよちゃんはもう食べようとは思わず、ポカポカする太陽のようなひまわりと一緒にいるだけで幸せだった。
ところが秋になるとだんだんとひまわりは元気がなくなって枯れてしまう。
泣いてしまうぴよちゃんだけれど、ひまわりはまた来年の夏にここに来て、と言う。
ひまわりの咲いていた丘の上に行くとひまわりのことを思い出すので夏まで行かなかったぴよちゃんだけれど、夏になって行ってみるとそこにはたくさんのひまわりが。
あのひまわりから落ちた種が立派に咲いていたのだった。
ぴよちゃんは嬉しくなり生き物たちとかくれんぼをしたりするのだった。
ぴよちゃんだまされている…!
とか、童話の賢い主人公のような立ち回りのひまわりだけれど、次の年また咲いてよかったね。
たくさん咲いたひまわりの種なら、1つくらい食べてもいいんじゃないかな。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2013/07
- 感想投稿日 : 2013年7月13日
- 読了日 : 2013年7月13日
- 本棚登録日 : 2013年7月13日
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