ヘンテコはみがきこ

  • 学研プラス (2015年2月17日発売)
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本棚登録 : 286
感想 : 12
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ヘンテコ怪人がヘンテコ歯磨きを開発した。
男の子がスーパーでりんご味の歯磨き粉を買ってもらう。
使ってみるとなんと顔がりんごに。
でも口を漱ぐと元通り。
翌日、今度は妹がバナナ味の歯磨き粉を買ってもらう。
使ってみると顔がバナナに。
でも、磨き終わると元通り。
今度はケーキ味の歯磨き粉を売っていたので家族みんなで使ってみると顔がショートケーキ、ロールケーキ、チョコレートケーキなどそれぞれ違うケーキになっていた。
ところが、今度は磨き終わっても顔が元に戻らない…。
仕方がないので、ケーキ顔のまま幼稚園や会社へ。
すると、途中でビール顔の人やお寿司顔の人とすれ違う。
幼稚園に行くとみんな色々な顔に変わっていた。
でも、いいことばかりじゃない。
パフェ顔の子は動くと顔のパーツが落ちてしまったりするから大変。
街中が混乱に陥ったと思ったころ、ニュースにヘンテコ怪人が現れて、ヘンテコ歯磨きは売り切れたので次からは普通の歯磨き粉になると言う。
翌朝起きるとみんな顔が元通りになっているのだった。

ヘンテコ怪人第2弾らしい。
けれど、1冊目は読んだことないので、冒頭の「また現れた」というのがよく分らなかった。
1冊目では何をしたのか気になる。

ちょっと変わった歯磨き絵本とも取れる。
歯磨き粉なんて新商品が出たからって毎日買わないよ、とは思うけれど。

りんごとかバナナならありそうだけれど、ケーキ味の歯磨き粉…。
何となく想像が出来そう…。
甘ったるそう…。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2015/02
感想投稿日 : 2015年2月28日
読了日 : 2015年2月28日
本棚登録日 : 2015年2月28日

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