ミステリー: おいしい博物館盗難事件

  • ビーエル出版 (2005年9月1日発売)
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本棚登録 : 82
感想 : 12
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ブタの女の子がおじさんと一緒に博物館へ写生に。
でも、絵画をよく見ると、一部が切り取られて、別のものがはめ込まれているものがいくつもある。
額縁の近くには梯子を使ったような跡と、りんごの食べ残し…。
はしごにはあらいぐまの毛も付着している…。
そこで警察たちは、博物館の近くに住むりんご好きのあらいぐまの仕業だと判断する。
けれど、ブタの女の子は自分の写生を見て、あらいぐまのはく製のしっぽが千切られている。
あらいぐまの住処の近くに落ちているりんごの食べかすと博物館の中に落ちていたりんごの食べかすは齧った口の大きさが博物館の中のものの方が小さいことなどから、犯人は壁の中に住むねずみの家族だと発見する。
ねずみたちはおいしそうな絵画を模写して本物を切り取って交換していたのだとか。
ブタの女の子は将来は法廷や警察の画家になりたいと思うのだった。

確かに言われればミステリー。
後から見返すとヒントもしっかり絵の中に描き込まれている。

けれど、模写出来るなら、模写したものをねずみの住処に飾っておけばいのでは?と思ってしまい、いまいち楽しめない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2013/05
感想投稿日 : 2013年5月24日
読了日 : 2013年5月24日
本棚登録日 : 2013年5月24日

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