朝、うさぎのジャノが巣穴から出るととても大きなニンジンが歩いているのに出会う。
ジャノはニンジンを食べようとフォークをニンジンにぐさりと刺した。
人参は歯ぎしりしながら近づいてきて、怒ってジャノを追いかけだした。
ジャノは気がついたら木の上にいて、自分でもどうやって登ったのか分らない。
いとこのニコタンがたばこを吸いながら話し掛けてきたので、茂みに隠れながらおばけニンジンの話をした。
するとおばけニンジンが現れたので2匹で急いで逃げ出す。
ニコタンが疲れたころ、よく考えたら自分は逃げる必要がなかった、とその場に寝転がってしまう。
そこへ、おばけニンジンがやってきた。
ニコタンがたばこ臭い口で許してくれと、言うと、おばけニンジンはたばこの臭いが苦手だったようで、震えだす。
震えた拍子にフォークが抜けた。
おばけニンジンはフォークを突き刺すやつもたばこ臭いやつの嫌いだ、とロケットのように飛んで行ってしまう。
ジャノとニコタンはその夜、仲間のうさぎたちのあったことを話すが、誰も信じてくれなかったのだった。
フォークがぐさっとニンジンに刺さるのが怖い。
たばこを吸ううさぎ、嫌だなあ。
クレヨンのような粗い線の絵がいい味出している。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2015/07
- 感想投稿日 : 2015年7月17日
- 読了日 : 2015年7月17日
- 本棚登録日 : 2015年7月17日
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