人クローンを題材に扱った樹林伸氏のサスペンス小説『陽の道』を読了。実際には世に出ていない医療最先端技術なのだが、この小説はある医者がそのクローン技術の人間への応用の可能性を広げる技術を確立したと思われる時からお話は始まっている。その発表をする前に愛する息子が死んでしまい彼のクローンを作る所から最後まで、すばらしいどんでん返しの連続でよくここまでお話を作り上げた作者に拍手したくなるくらいの物語が出来上がっている。軽く読め始めるときっと跳ね返されるでしょう。心して読むと楽しめるかもです。いい小説でした。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年2月22日
- 読了日 : 2015年2月21日
- 本棚登録日 : 2015年2月16日
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