中村航の作品。小学生のキャンプのときの蛍をさがしてのドキドキの夜中の体験からはじまり、最後の章まで微妙に登場人物がつながっていて読み進みうちに、最初の数章の内容が思い出され、より感動が深まっていく。涙腺弱い方達は確実に目から汗をかくエンディングです。
少年の成長といってしまえばそれまでだけど、人と人との出会いの妙、人の温かさなどいろいろ考えさせられました。大人にお勧めの本です。
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- 感想投稿日 : 2012年7月2日
- 読了日 : 2012年7月2日
- 本棚登録日 : 2012年6月26日
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