沈黙の檻

著者 :
  • 中央公論新社 (2010年10月1日発売)
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本棚登録 : 186
感想 : 23
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警察小説を主に発表してきた堂場俊一氏の2010年の作品。
『沈黙の檻』は中年刑事の心の揺れをうまく描いた作品だが、潔癖性で、人に譲れない性格故に組織の中でも浮き気味で、かつ独身という彼の姿が格好よくはないのでそこに不満を感じ面白くないと思う人がいるかもしれないが、事項になった殺人事件の犯人とマスコミへのリークで注目を集める事になった運輸会社社長とのやり取りを通じで、一歩一歩事件の核心へと近づいていく展開がうまくできていて僕は楽しめた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年9月22日
読了日 : 2013年11月27日
本棚登録日 : 2013年9月21日

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