楽毅(三) (新潮文庫)

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  • 新潮社 (2002年4月25日発売)
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隣国趙に攻め続けられた中山も、紀元前二九六年に中山王を西の辺邑へ幽閉することで末路を迎えた。祖国がなくなった楽毅の前に現れたのは、かつての敵国・趙であった。斉での立場が不安定となった孟嘗君を頼る訳にも行かず、趙への士官を考え始めた頃、趙で父子(異母兄弟)を巻き込んだ大政変が勃発。さらにその政変で楽毅を迎え入れようとしていた主夫(武霊王)も逝去してしまい、楽毅の行く末はまた降り出しに戻り、いよいよ最終巻へと続いていく。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史小説
感想投稿日 : 2019年4月1日
読了日 : 2019年4月1日
本棚登録日 : 2019年4月1日

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