新潮OH!文庫『知って役立つキリスト教大研究』の、お引っ越し+増量+改題版なので、主な感想は旧版に。
カトリック・東方教会・プロテスタントと、その中の各宗派の流れが丁寧にまとめられていると思う。それぞれの教義や学説の細部を知りたいかたには向かないと思うので、そこはあくまで概観として。それにしても、相変わらず詳しい。
カトリックはヨーロッパ文化の必須事項なので、美術などから知識を得られることも多いから、そこに興味のある人は、読むのはこの本じゃなくてもいいと思う。でも、プロテスタントは、簡素を旨とするためか、意外とソースが少ないから、そこにはものすごく効いてくる。アメリカの政治(特に911以降の福音派がらみ)や文学の流れをみるときには、予想以上に役に立つ(と思う)ので、そこに注目されているかたは、お持ちになっていたほうがいいように思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ノンフィクションも好き
- 感想投稿日 : 2012年4月18日
- 読了日 : 2012年4月18日
- 本棚登録日 : 2012年4月18日
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コメント 4件
猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2012/04/18
Pipo@ひねもす縁側さんのコメント
2012/04/18
猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2012/04/19
Pipo@ひねもす縁側さんのコメント
2012/04/19