侵略の世界史: この500年、白人は世界で何をしてきたか

著者 :
  • 祥伝社 (1998年7月1日発売)
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感想 : 2

この本は、日本人の日本史観を根底から変える。全く知らない身には、いろいろな点で納得がいく。日本を知るには500年間の世界史から見ていかなければならない、それが本当によくわかった。恐ろしいほどの歴史が封印されていて、改ざんされている。コロンブスは英雄ではなく悪魔の使者である、なぜ南北アメリカ大陸、オーストラリア大陸には先住民がほとんどいなくなったのか、アフリカ大陸はなぜ人口が少なくいまだ貧困にあえいでいるか。謎がとける。そしてその歴史に戦慄する。「その民族を滅ぼすには、その歴史を抹殺せよ」日本人のほとんどがその策にはまっている。もう一度、自分の歴史観を見直さなければならない、それを提起してくれる本。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史
感想投稿日 : 2012年8月21日
読了日 : 2012年8月21日
本棚登録日 : 2012年8月13日

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