齋藤先生の自己啓発本。
わたしも家ではまったく集中できないため、タイトルに惹かれて購入。
図書館に入ると必ず眠くなってしまうと齋藤先生はおっしゃているが、分かります。あの雰囲気だめですね。
やはり、喫茶店とか電車とか少しざわついているような場所のほうが集中できる。(齋藤先生は「半公共」「ライブ感」という表現をされていました。)
脳は疲れないそうなので、なにかの作業で疲れたら作業を変えて集中すればいい。
ストップウォッチで作業時間をはかる方法とりいれてみたらどんどん作業が早くなり、集中力を増した。以前別の本に他人と比べるのではなく、自分との戦いによって集中力が増すと書いてあったことを思い出した。
仕事か仕事ではないかの違いについて、齋藤先生は「仕事には必ず、限られた時間内でもミッションがある」と言っています。なるほど、時間を意識せずやるものは仕事とは言えず、単なる趣味ですね。時間を意識して集中力を出すことの大切さを感じた。
かっこいい言葉「遊撃手的に喫茶店に出かけて行き、用事が済んだらすぐにサッと出てくる。自由な空気の中でのhit and away感覚が人を伸ばします。」
天才と普通の人とは、遺伝子レベルでは99・5%同じで、眠っている0・5%の遺伝子をどうやってONにするかがポイント(遺伝子工学研究の村上和雄)らしい。わたしも喫茶店を活用して、天才遺伝子がONになったらいいなーなどと夢見たいなことを考えてしまった。
その他、喫茶店を活用して司法試験に受かった友人の話や齋藤先生自身も本(論語の現代語訳)を一冊書き上げたことなどが紹介されていた。この本もいずれ読んでみたい。
私は田舎住みなので、先生が本で紹介されているカフェチェーンはあまりないが自分なりにいいカフェ(カフェに限らず集中できる「ライブ感」のあるところ)を探して、目標達成の場にしたい。
- 感想投稿日 : 2014年7月6日
- 読了日 : 2014年7月6日
- 本棚登録日 : 2014年6月28日
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