「こうでしたね」
くるり、と、メイドさんが一回転する。黒のロングスカートが遠心力で花開く。革のブーツが目の網膜にしばらく残った。
京夜はふわーと幸せになった。その脇腹に、どかっと蹴りが入る。
「なに人んちのメイドさん回してんだ? ああ?」
(P.182)
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- 感想投稿日 : 2013年1月14日
- 読了日 : 2013年1月14日
- 本棚登録日 : 2013年1月8日
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