ユートピア5部作の中で1番読むの大変だった。ソ連の体制分からない(汗)
望みはブラジャーとジーパンだったのに、人生全てを捧げて作り上げた国が消えて、残されたのは紙屑同然になった貯金と自己責任。
ロシアで今もソ連を懐かしむ人達がいるのが理解できなかったけど、これ読んで納得しました。
巨大なドーナツを皆で切り分けて穴をつかまされたって表現が的を得て妙。
誰でもバレエのチケットが振り分けられ、詩人の朗読を聴くためにドームが満杯になるって凄い。
でもやっぱり、密告と収容所がまかり通る世界はいかん。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年1月26日
- 読了日 : 2021年1月26日
- 本棚登録日 : 2021年1月4日
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