「若き曹植の悩み」とでも言ったらいいのでしょうか。自分の気持ちにどうしようもなく振り回される若者が良く描けているのではないでしょうか。自殺にむかわず詩に向かったところが良いのですが、すこしきれいにまとめすぎたかもしれません。
ただただ、曹植という若者の恋情を描いた本です。他の登場人物は書割の背景みたいなものなので人によっては少々物足りないなぁと思うかもしれません。
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三国志
- 感想投稿日 : 2006年11月14日
- 本棚登録日 : 2006年11月14日
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