小部隊の指揮官が頭に叩き込んでおくべき事項。著者が戦場を生き延びてきた経験に根ざしているところに説得力がある。書いてあることは合理的で、実戦的かつ簡潔にまとまっている。身を守る技術として覚えておいた方が良いことは多い。何より有事を常に想定して備えるという心構えこそが、未然に敵の侮りを防ぎ、平和を続けるためには必要なことだろう。そういう意味では、十分な武器が得られない状況でどうすればよいかについても知りたいところである。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
軍事・戦史
- 感想投稿日 : 2012年7月31日
- 読了日 : 2012年7月31日
- 本棚登録日 : 2012年7月29日
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