ゴーン・ガール (下) (小学館文庫 フ 6-3)

  • 小学館 (2013年6月6日発売)
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本棚登録 : 871
感想 : 131
5

すんごい本だった。最高。ぞっくぞくしてた。星100個ぐらい付けたいくらい。
上巻を三ヶ月くらい前に読んでそのときはレビューした通りニックが犯人の殺人事件なんだろうと、まんまーと単純に思ってた。下巻をついに買って、読んで本当によかったですわ
サスペンスなのかと思ってたら、最後の方、エイミーが戻ってきてからニックが逮捕に導くのかと思ったからつまらないなと思ったけど、最後の最後の終わり方は本当にサスペンスじゃなくてもう
男と女の関係、現代の夫婦関係、人間について
の話なのだと分かった。
最後の方ニックの父親が死んだときの記述「女に囲まれて死んだ」って文が、結局彼も女を毛嫌いしていたけど生死の力になっていたのは女だったという皮肉と自然の摂理、男と女の動物的な役割というものを考えた
この本はサスペンスではなくて、夫婦関係を保つための一般のケンカとかを極限に揶揄した、夫婦関係ハウツー本みたいなものなんだと思った。読む人によって色々なことが感じ取れるすばらしい本だと思った。まだまだまとめられないけども、最高です

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年7月13日
読了日 : 2017年7月13日
本棚登録日 : 2017年7月13日

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