漆をめぐって親娘3代の目線でそれぞれの葛藤が描かれている。
特に将来のことで迷いがあった孫の真緒が、物作りに目覚めていく過程がよかった。
祖母の金継ぎの手伝いをきっかけに「繕い」の奥深さを知り金継ぎに興味を持ち、高山〜大子の旅で伝統工芸に携わる人々に出会うことで自分のやりたいことがはっきりしていく。その成長の姿がとてもキラキラしていて素敵だった。
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- 感想投稿日 : 2020年9月28日
- 読了日 : 2022年2月9日
- 本棚登録日 : 2020年4月3日
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