世界天才紀行――ソクラテスからスティーブ・ジョブズまで

  • 早川書房 (2016年10月21日発売)
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「天才は生まれつくものでも,努力で作られるものでもなく,時代や土地が育てるものだ」という認識のもとに綴られる時空紀行。誰を天才と評価するかに多少のブレはあるにしても,確かに天才というのは時間的にも空間的にも集中して現れる。すなわち「相互作用」の結果なのだ。

例えば19世紀末のウィーンの天才。多岐の分野にわたる。
“哲学者のルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン、芸術家のグスタフ・クリムト、作家のアルトゥール・シュニッツラー、同じくシュテファン・ツヴァイク、物理学者のエルンスト・マッハ、作曲家のグスタフ・マーラー”p.335

読書状況:積読 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ
感想投稿日 : 2017年5月30日
本棚登録日 : 2017年5月11日

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