舞城作品3作目に読みました。
登場人物の皆が歪んでます。
小説の事なので当然なんですけど、
ちょっとずつ抑えが効かなくなった人がたくさんたくさん。
『煙か土か食い物』の続編なのですが、
前作のようなパーフェクト感もカタルシスも得られません。
止まらない感じも、中盤から。
だけど、謎が上に重なる重なる重なる。
真相は!?
結局どうなったの!?
と、物凄く気にさせる作品です。
過去と現在。
肉体と精神。
記憶。未来。推測。絶望。かすかな希望。かすかだけど大きい?
う〜ん、難しい!!
脳内に残る力はさすが舞城作品だな、と思います。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2011年8月22日
- 読了日 : 2011年8月22日
- 本棚登録日 : 2011年8月22日
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