BLACK JACK (6) (秋田文庫 1-6)

著者 :
  • 秋田書店 (1993年7月1日発売)
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本棚登録 : 995
感想 : 31
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獅子面病にでてくる刑事がきたなすぎる。治らないといわれている自分の息子の病気をブラックジャックに押し付けて、治せなかったら医師として活動できなくさせると脅迫するなんて。しかし、世の中の「地位のある人間」というのは、こういうことを往々にしてしているような気がする。そういう世の中のきたなさを取り上げるからブラックジャックはスカッとするのだろうな。そして、手塚治虫はそういう面もよく見ているなと思う。おそらく人生でひどい目にあったり、そのような理不尽をずっと目の当たりにしてきたのだろうと思う。想像だけどね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 90 文学
感想投稿日 : 2017年5月18日
読了日 : 2017年5月18日
本棚登録日 : 2017年5月18日

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