獅子面病にでてくる刑事がきたなすぎる。治らないといわれている自分の息子の病気をブラックジャックに押し付けて、治せなかったら医師として活動できなくさせると脅迫するなんて。しかし、世の中の「地位のある人間」というのは、こういうことを往々にしてしているような気がする。そういう世の中のきたなさを取り上げるからブラックジャックはスカッとするのだろうな。そして、手塚治虫はそういう面もよく見ているなと思う。おそらく人生でひどい目にあったり、そのような理不尽をずっと目の当たりにしてきたのだろうと思う。想像だけどね。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
90 文学
- 感想投稿日 : 2017年5月18日
- 読了日 : 2017年5月18日
- 本棚登録日 : 2017年5月18日
みんなの感想をみる