富と宇宙と心の法則

  • サンマーク出版 (2007年1月1日発売)
3.69
  • (14)
  • (9)
  • (26)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 169
感想 : 12
4

そこそこ願望実現などの本を読んできたひとにはいいかも。薄い本だけど少ない言葉でエッセンスがつまっている。思考と思考のあいだの沈黙の領域を強調しているところが興味をひく。

以下、気になったところ。
・本書の心構えを意識的に訓練する必要はない。無理をすればかえってストレスや緊張の原因となる。p18
・あらゆる可能性: あらゆる可能性とは、自分が想像できることだけでなく、自分の想像の限界を超えているものさえ、実現し手に入れることができる。p74
・無限の沈黙: 無限の沈黙とは神の心のこと。沈黙の知識。沈黙の知識は合理的な思考ではるかに及ばない無限の活力を秘めあらゆるものを創り出す。p75
・純粋な至福の状態は、純粋な愛の表れ p80
・素粒子を波から物質に変えるためには、関心を払う(観察する)だけでいい p81
・言葉が現実になることを忘れてはいけません。言葉を分析したりしてはいけません。定義したり、評価したり、解釈したりすることは禁物です。(判断をすると沈黙から抜け出てしまう)。ただ関心を払う。p82
・「お金持ちたちよりもお金について考えている唯一の階級の人々がいる。それは貧しい人々だ。実際、貧しい人々は、お金のことしか考えることができない」(オスカー・ワイルド)。ほんとうに富んでいる人々は、お金だけに関心を砕くことは決してありません p58

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 10 哲学
感想投稿日 : 2012年4月26日
読了日 : 2012年4月26日
本棚登録日 : 2012年4月26日

みんなの感想をみる

ツイートする