狂気と家族【新装版】

  • みすず書房 (1998年6月3日発売)
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感想 : 1
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もう一冊、レインを。彼は精神疾患とは「環境因子」からの支配を強く受ける、と考えていました。患者だけの問題ではなく、患者の置かれている構造それ自体にも病根があるという考え方は今ではすっかり当たり前ですが、この本が出た当時は斬新だった。脳科学的分析が主体になってきた精神病理学ですが、レイン的文脈もとても重要だと感じます。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 思想・哲学
感想投稿日 : 2007年5月23日
本棚登録日 : 2007年5月23日

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