トミー&タペンスシリーズ、第2作目。
短篇集。
ふたりの何気ない一言がひらめきを生み出し、事件を解決していく。
“探偵ごっこ”。
様々な文学上の有名探偵を模倣してみたりしているので、海外のミステリ好きはそういう面でも楽しめるかも。
勿論、ずーっと仲良くああだこうだ言って終わりの物語ばかりではなく、シリアスな事件も…。
トミーもタペンスもとても可愛らしく、親しみの持てるキャラクター。
なんだかんだで探偵業をこなしていく二人。
トミーは「一、二度は幸運にめぐまれたおかげだ」と言いますが、タペンスは「バカみたい。すべてはちいさな灰色の脳細胞のおかげだわ」と一蹴。
こんな二人のやり取りが微笑ましい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説(海外)
- 感想投稿日 : 2012年7月6日
- 読了日 : 2007年2月24日
- 本棚登録日 : 2012年7月6日
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