オンナノコになりたいオトコノコ。
不妊治療にひとり悩む女性。
歳をごまかして、恋愛をするオトコノコ。
みんな、一生懸命。
『少年アシベ』、『COMAGOMA』と愛読。
ただ、この『大阪ハムレット』は私の読んだ2作品と違って4コマ形式ではなく、雰囲気もちょっと違う。
『ぼのぼの』を描いているいがらしみきをさんの『Sink』を読んだ時のように、形式が変わったことによるギャップに”酔う”かも!と不安で、雑誌などで紹介されてどんどん注目されている中、手をつけられずにいた。
(*『Sink』はギャップだけでなく、作品自体が強烈。ネットで公開されている時に全部閲覧していたのですが、毎回ゾォッとしながら読んでいました。非常に怖い!!!)
確かに、『大阪~』には『アシベ』の時のようにキュートで愛らしい、というポイントはないかもしれません。
でも、読み終わった時に、口元が緩んでしまうようなお話。
そして、涙腺も緩んでしまう。
そんでもって、時々笑ってしまう。
”笑い”は『アシベ』とやはり似たようなところがあるかも。
アシベのはつらつ!とにかく明るいところがスキ!というひとにはもしかしたら受け入れにくい作品かもしれませんが、私はOKでした。
けっこう奥深い、確かに良い、この本。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
漫画
- 感想投稿日 : 2019年6月17日
- 読了日 : 2007年3月10日
- 本棚登録日 : 2019年6月17日
みんなの感想をみる