このミス2010で5位だった作品。沖縄のヤクザがアメリカ軍と覚醒剤を取引する為に用意した2億円を自分のものにしようとするが、当然様々な困難が待ち受けている。誰が敵で誰が味方なのか解からないまま、ヤクザ同士とアメリカ軍と警察が入り乱れ、事態はどんどん進み様々に展開する。中国と台湾が険悪になると沖縄の経済が潤い、現在のように仲が良いと沖縄にはメリットが無く、景気が悪くなる。またアメリカ軍と沖縄の経済的な繋がり等、そんな視点もなかなか面白い。がんがん人が死ぬがさほど陰鬱にならないのは沖縄の風土によるものなのだろうか・・・
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- 感想投稿日 : 2015年1月16日
- 読了日 : 2010年2月19日
- 本棚登録日 : 2010年2月19日
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