いったい何がそうさせるのか。
誰の何をどこまでどう償おうというのか。
一生懸命な姿というのは、時に周りをいらだたせる。
鬱陶しい押し付けがましいといわれても、逆なでしても、自らが傷ついてもやめないやめられない雅雪。
事件だけではない、また彼だけでもない、それぞれの心に蓄積されてきたものが少しずつ明らかになってゆく。
全容がわかったあとには、疾走感のあるシーンがラストへと導く。
親方にだって何かがあったのかもしれないな。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説(日本)
- 感想投稿日 : 2020年7月24日
- 読了日 : 2020年7月23日
- 本棚登録日 : 2020年7月23日
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