ハイデガー=存在神秘の哲学 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社 (2002年3月19日発売)
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本棚登録 : 493
感想 : 42
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ページを開いてまず驚くのは、
読んでるこっちが恥ずかしくなるような、
おかしな書き方をされた文章。
「こりん星にでも住んでんのか?」って感じ。
これはガマンするしかないですね。

あと読み手に対する敬意がイマイチ感じないものの、
ところどころで「おっ」と思わせるところもありましたので、
この書き方さえ克服できれば、
それなりに良い本なのかなと思いました。

あと気になったのは一般化が激しい点。
二分法思考を「健全で普通な自然な思考習慣」みたいなところ。
二者択一とハイデガーの対比というのもいいのだけれど、
結局は「それって二者択一かハイデガーかの二者択一じゃね?」と思えて気になった。
よく読めば違うのかもしれないけど。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年7月24日
読了日 : 2017年7月24日
本棚登録日 : 2017年7月17日

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