アフォーダンスの心理学―生態心理学への道

  • 新曜社 (2000年11月1日発売)
3.64
  • (8)
  • (6)
  • (12)
  • (0)
  • (2)
本棚登録 : 117
感想 : 4
4

生態学と心理学、哲学などの分野をかなり大掛かりに縦断しながらアフォーダンスについて解説してある。

アフォーダンスではおなじみのダーウィンによるミミズの行動の研究から始まり、「意味」や「行動」を掘り下げつつ、意識をアフォーダンスの視点から定義づける、とするとかなり大雑把な捉え方になるが、自然とのかかわりとしての人間という意味での意識や行動について新たな知識を得られたと思う。

動機付けと感情の関係、価値、意味とはなにかについて考えることを試される一冊。

読書状況:いま読んでる 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年6月7日
本棚登録日 : 2019年1月2日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする