一見は華やか、中身は空っぽの主人公。突然現れた娘と過ごす時間。充実感を得るが、娘と別れた後、薄々感じていた自分の空虚さを強く認識する。
生活拠点の高級ホテルから離れることを決意した主人公。ラストシーンはどこかヤル気に満ちた表情だった。
監督の作品は以前にも一作鑑賞。本作同様に空虚さをうまく表現していた。ただし空虚さの対象が異なり、前回は街、今回は人。
世間の常識や外見にとらわれず、本質を知れ、というのがメッセージだろうか。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ヒューマン
- 感想投稿日 : 2013年12月14日
- 読了日 : 2013年12月14日
- 本棚登録日 : 2013年12月14日
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