社会情勢、特に政治は時代によってあまりにも変化が大きすぎる、ということをよく実感できる書。
かつては北朝鮮が夢の国家で、観光が悪、しかも最貧国だった、なんて今の若い人たちに信じてもらえるとは思えない。
筆者の韓国批判はユーモアも愛も感じられて好ましい。
もちろん、根底にあるのは「正しい、本当のことを知らしめたい」というジャーナリストとしての姿勢であり、また、日本人としての恥ずかしいことはしていない、という矜持だと思うが。
正しいこと、本当のことなんて、社会情勢ではきっとあり得ないんだけど・・・。というとニヒリストみたい・・・?
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- 感想投稿日 : 2015年7月29日
- 読了日 : 2015年7月29日
- 本棚登録日 : 2015年7月21日
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