野口、久津川で爆死

アーティスト : MOWMOW LULU GYABAN 
  • SPACE SHOWER MUSIC (2009年11月10日発売)
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感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・音楽
  • / ISBN・EAN: 4543034022595

感想・レビュー・書評

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  • サイケな恋人が好きなのでレンタル。かわいい歌。
    POP!烏龍ハイも好きだなと思った。

  • ってタイトルで、記念すべきファーストアルバムをだしちゃうんです、モーモールルギャバンって、バンド。で、そんならパンク系?とか、アルケミーのオシリペンペンズとか、殺害塩化ビニール所属のバンドとかを想像するかもしれないが、それらとは違うのだ。本人曰わく、西のクラムボンとの事だが、ベースぶりぶりな手堅い演奏、全く遜色ないからタチが悪い。

    料理でいうなら、めっちゃ素材にこだわり、出汁から、調理方法にこだわり、超上品で美味しい料理の仕上げに、歯磨き粉をぐちゃぐちゃ混ぜちゃうみたいな感じ。でも、それはそれで珍味としてイケちゃう感じ。モーモールルギャバンって、そんなバンドだ。

    根幹は、R&Bなんだろうが、で、きっちりとそれをやるだけの演奏力があるのに、普遍的な名曲に足りうる曲をワザワザ変態よりな曲にしてしまう。
    で、歌詞も曲タイトルもバカバカしい。
    曲タイトルを羅列する。
    「琵琶湖とメガネと君」「POP!烏龍ハイ」、「君のスカートめくりたい」、「裸族」、「パンティー泥棒の唄」。

    あーあー、バカバカしい。けど、聴けちゃう。しかもかっこいいのだ。根幹はR&Bと上記したが、ポリシックス的な無機質なニューウェイブな要素もあるし、メロディーは初期ナンバーガールっぽいで、東京ロッカーズ的な雰囲気もありつつ。こいつら、かなり確信犯だと思う。と、同時に、時代の変化、壊れ方を感じる。昔の渋谷系的なカテゴリーに入りそうな演奏力、音楽性を持ったバンドが、こんな壊れた事やっちゅうのだ。だから、ロックは楽しい。ロックのベルリンの壁が壊れる音、ペレストロイカの鐘の響きを、聴いてみたい。そんな当たり前な事をモーモールルギャバンは、思い出させてくれた。一足早い、耳の正月だ。
    .

  • すげーどうでもいいことをすげーかっこよく歌うからもー腹立つ!!!
    でもそれがすきなんだよどうしてくれんだバカヤロウすげーすきだ。

  • ユキちゃんが時々頭に去来して、聴きたくなる
    サイケな恋人も、まぁ良い曲
    あとは、コンタクトとかが好き

  • クラスメイトから貸して頂きました^^
    久々に聞き込んでいます。

  • 妄想、狂気、そして変態。京都発の3ピース・J-POPユニット。

    秀逸なメロディーは、「西のクラムボン」と呼ばれるにふさわしく、実に美しいです。9曲目の『SOS』あたりは、初期のクラムボンを彷彿とさせるような音で、僕の好みにベストマッチ。その一方で、ズキュンバキュンドキュン あそこピクピクする、スカートをめくりたい、パンティーって言え!の連呼などに見られるように、その歌詞はトホホな内容。

    しかし、思うにこのギャップには非常に確信犯的な匂いが漂っています。自分たちの音楽を突き詰めていき、360度、1周した時点で初めて到達できるような、至高の境地。それを感じざるを得ません。始めから、イロモノを目指していたわけではなく。

    だから、聞く人は最初、ふざけているのかと思うのですが、一度聞くとメロディーも歌詞も頭から離れて往かなくなります。

    この、「適度にイッちゃっている」感が、とても癖になるといいますか。

    キーボードのユコさんが同郷・奈良県出身ということもあって、親近感も湧いてきます。


    【収録曲】
    1. 琵琶湖とメガネと君
    2. POP! 烏龍ハイ
    3. 細胞9 (サイボウナイン。サイボーグではない)
    4. コンタクト
    5. 君のスカートをめくりたい
    6. ユキちゃん
    7. 野口、久津川で爆死
    8. Ca☆Na
    9. SOS
    10. サイケな恋人

  • ゲイリーさんとマルゲリータさんが同郷なので、応援してます。

  • ちょっとおかしくてどうしようもなく馬鹿らしいのに、爽やかで切なくて可愛いのが不思議。
    「琵琶湖とメガネと君」「POP!烏龍ハイ」「ユキちゃん」「サイケな恋人」など、一枚でいろんな愛が見えます。

  • ★★★★★
    2010年にニューカマーとして話題になったバンドのファースト。本気で馬鹿な事をやっているギターレス・ディスコパンク。バカバカしさも本気なら、ポップさも本気、パンキッシュなのも本気と言ったところ。演奏のテクニックはメンバー三者三様に確かなものがある。

    心に響くメロディー及びキーボード、そしてディスコのリズムにシュールで変態的な歌詞が乗る。歌詞はイカレているようでシリアスな面もあったりする、同じく曲も無茶な展開をすると思ったら歌いたくなるほどポップだったりもする、こんな二面性も魅力の一つである。

    ライブでは「パンティー」が連呼されるらしいw ライブではもっとパンキッシュにやっているらしい。

    なるほど、世間の話題になるのも当然だと思った。

  • ベース押してくる感じが結構好き。

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